ウォーキングデッド シーズン8から新たに登場したキャラクター、セディク。
演じる俳優はアビ・ナッシュ（Avi Nash）の経歴は過去出演作、原作でのセディクについて紹介しています。
セディクというキャラクター
これまでで最も衝撃的なミッドシーズンファイナルを経て、ウォーキング・デッドのシーズン8後半が再開しました。
ウォーカーに噛まれたカールについては見ている人それぞれが色々な感慨を持たれるでしょう。特に原作を知っているファンはまさかこんな結果を迎えるとは予想もしておらず、呆然となっていることは間違いありません。
カールがウォーカーに噛まれるキッカケとなったのは、物資の供給のために出かけた先でセディクという男に出会い、彼のことを下手に心配したからです。
森で彼と再会したカールは彼をアレクサンドリアに迎え入れようとしますが、その帰路にウォーカーたちに襲われます。
ハッキリとは描かれませんでしたが、その時にウォーカーの一人に腹を噛まれ、徐々に体が衰弱していくことに――。仲間たちにもそのことは隠していましたが、地下道に隠れている時に一同に知られてしまう羽目になります。
原作でのセディクは？
カールをこんな運命に追いやることになったセディクというキャラクターですが、原作にも同じ名前の人物が登場します。
ただ、出てくるのはテレビシリーズのようにニーガンとの戦争の真っ最中ではなく、戦争から2年経った平和な時代。しかもロジータと関係を持ち、彼女を妊娠させてしまうという役回りです。
「ウォーキング・デッド」では原作とテレビシリーズで設定・性格がまるで違うというキャラクターが登場しますが、このセディクもそのうちのひとりといっていいでしょう。
俳優アビ・ナッシュについて
Instagram：https://www.instagram.com/iamavi_nash/
Twitter：https://twitter.com/iamavi_nash
なお、このセディクを演じているのはアビ・ナッシュという俳優さん。年齢などのパーソナルデータをIMDbで調べてみたのですが、生年月日については記されていません。
ただ、Triviaの欄に「2012年にスタンフォード大学を卒業した」とありますから、おそらくまだ20歳代なのでしょう。
役者としてはまだ駆け出し。2015年から1年間、由緒あるロンドン・アカデミー・オブ・ミュージック・アンド・ドラマティック・アートで学んだそうです。
ここは「SHERLOCK」などで知られるベネディクト・カンバーバッチが代表を務めるイギリスでも最も古い演劇学校。リチャード・ハリスやドナルド・サザーランドなど、演劇・映画界で重きをなす人たちが演技を学んだところです。
今までの出演作はテレビシリーズ、それも1話だけのゲスト出演が多く、初めて注目を浴びたのがこのセディク役といっていいでしょう。
アメリカの俳優さんには多芸多趣味の人が多いのですが、このアビ・ナッシュも例外ではありません。インド系ということでヒンディー語とウルドゥー語が話せ、スペイン語も流暢に操れるそうです。あと、Twitterでもフランス語でTweetしたりしています。
外国で英語を教えたり、ツアーガイドをやったり、なぜかブエノス・アイレスでレストランを経営したり、いかにも国際的な経歴。このセディク役でキャリアにはずみがつき、大きな役がつくことになるかもしれません。
第9話で判明しましたが、ウォーキングデッドでは元研修医という役柄ですが、医者は何しろ重宝されるのでこれからコミュニティにとっても重要な人材になるのではないでしょうか。
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