ウォーキングデッド シーズン2 第3話『最後の銃弾(原題:Save the Last One )』。
カールの手術に必要な器具を手に入れたシェーンとオーティスはウォーカーたちに追われながらも、高校の体育館から脱出しようとします。
シェーンが2階にある窓から一緒に飛び降りようと提案しますが、オーティスは自分が巨漢なので飛び降りるのは無理だと言います。2人に次から次へとウォーカーたちが迫ってきます。
ウォーキングデッド シーズン2 第3話の動画を無料視聴する方法とネタバレあらすじ。
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シーズン2 第3話 ネタバレあらすじ
第3話(最後の銃弾)の冒頭のシーンでは、シェ-ンが何かに魅入られたようにシャワールームで鏡を見ながら、バリカンで自分の髪をひたすらに刈りあげています。
やっと丸刈りになった自分の顔を曇った鏡で食い入るように見つめるシェーン。何やらひどく思いつめているようです。
リックはカールの手術のための輸血でかなり体力を奪われていました。
リックはローリにシェーンが必ず戻ってきて、カールも助かると言います。ローリはリックの体を心配して何か食べてと食事を勧めます。
ハイウェイの車で待機していたアンドレアは夜中にひとりで銃を組み立てていました。ダリルは夜中ですが、ソフィアの捜索に出かけると言い出します。デールは心配しますがアンドレアも一緒に行くと言い出します。
ウォーカーに追い詰められた2人は、シェーンが2階の窓から飛び降り、巨漢のオーティスは1階のロッカールームから脱出して運動場で落ち合うことにしました。
シェ-ンは2階の窓から飛び降りますが足をくじいてしまいます。
その頃グレンは傷ついたTドッグをSUV車に乗せ、ハーシェルの農場に到着します。家の前にいたマギーにグレンがあいさつすると、マギーはTドッグの傷を見て、自分が治療すると言ってくれます。
家に入り、カールの様態を見たTドッグとグレンは何でも手伝うからとリックに話しかけます。ハーシェルはこのままではカールがとても危険な状態なので、呼吸器なしでも手術すべきだとリックとローリに決断を迫ります。
ソフィアを探しに出たアンドレアはダリルにソフィアは見つかると思うかと問いかけます。ダリルはまだ探し始めたばかりだからと、自分の過去の話を始めだします。
自分も12歳のソフィアより小さい時に森で迷ったが、9日間木の実を食べ、葉っぱでおしりを拭きながら、自力で家に帰り自分でサンドイッチを作り食べることができた。
その時父親は女と酒におぼれ、兄のメルルは少年院にいて、誰も気づいちゃくれなかった。それに比べればみんなに探してもらえるソフィアはまだ幸せだとアンドレアに答えます。
アンドレアはごめんなさい、ひどい経験だったわねとダリルに謝ります。
決断を迫られたローリはリックに、カールはこんなに苦しむなら死んだ方が幸せだと訴えます。
目の前で人間が食われるこんな世界で息子を苦しめたくない。恐怖に怯えながら、逃げ回るだけの人生なら動物と変わらない。だからカールは今夜死んだ方が幸せなのだと。
リックはなんとかローリを説得しようと、CDCでチャレンジしようと言った言葉は、なんだったのだと責めます。
しかしローリは怯えながら生き続けるなら、自ら命を絶ったジェンナーの方が正しいと言います。さらにローリはカールが生きた方がいいというならその理由を教えてよと言います。
その後カールが目を覚まし、痛いよと言いますがローリたちを見つけ、鹿をあんなに近くで見たのは初めてだよと目を輝かせながら言います。
しかしその直後、カールは全身を激しく痙攣させ再び失神します。ハーシェルは脳に血液がないからだと言い、さらに輸血が必要だと言います。
ソフィアを探しにでていたアンドレアとダリルは、森の中で“ウォーカーにかまれた”とメモをつけた宙づりのウォーカーに出会います。ダリルはさっさと行こうと言いますが、アンドレアは何故かこのままにはしておけない様子です。
生き続けたくなったのかとダリルがアンドレアに聞きますが、わからないと答えます。
デールとキャロルは2人の帰りを待っていましたが、なぜかデールは胸騒ぎがすると言ってキャロルに銃を渡し、その場を離れてしまいます。
農場のポーチで祈っているグレンにマギーが以前は神を信じていたが、いまは現実を受け入れるしかないと言います。
悩み続けるローリに、リックは言います。カールが一瞬目覚めたときに鹿の話をしたのは、美しい生き物を見て感動し、そのことを伝えようとしたのではないか。またそのことこそ生きる理由ではないのかと言います。
逃げ続けるオーティスはシェーンを見捨てないと言い、肩を貸しながら車を目指します。
カールの容態をみたハーシェルはこのままでは死んでしまうので、今すぐ器具なしで手術するか決めてくれと迫ります。
リックの話を聞いたローリは手術をやるわときっぱり言います。ハーシェルは手術の準備を妻のパトリシアと始めだします。
その時農場に1台の車が到着します。シェーンが1人で戻り、ハーシェルに手術の器具を渡します。
オーティスは?とハーシェルが尋ねますがシェーンは何も答えません。ハーシェルは器具を受け取りカールの手術へと向います。
その後シェーンはリックに何があったのか説明します。ウォーカーがうじゃうじゃいて弾は10発しかない、オーティスは援護するから先に行けと言いそのとおりにしたが、振り返るとオーティスはウォーカーにやられたと声を詰まらせます。
暗闇の中をデールは歩いていましたが、ダリルとアンドレアが戻ってきたので安心します。デールは帰ってきたアンドレアに取り上げていた銃を返しますが、自分を後悔させないでほしいと話します。
アンドレアは努力するわと言い見張りに戻ります。農場では、マギーがオーティスの死にショックを隠せないでいました。グレンは現実を受け入れるしかないと言います。
カールの手術が終わり、容態は安定していました。リックはハーシェルを抱きしめ、ローリも喜びます。
しかしハーシェルはすぐにオーティスのことを尋ね、リックとハーシェルがパトリシアに一緒に話す事になります。
シェ-ンがカールを見舞い部屋を出るとマギーがシャワーを浴びるように勧めます。
シェーンはシャワーを浴びながら、自分の顔を鏡で見ています。ウォーカーに囲まれ、弾が10発しか残ってないというシーンをフラッシュバックさせながらです。
弾を使い切り、最後の銃弾になった時、シェーンは悪いなと言いオーティスの足を撃ったのです。痛がりながら必死でしがみつくオーティスをシェーンは何度も突き飛ばします。
動けなくなったオーティスはウォーカーに捕まり餌食になります。その隙にシェーンは脱出することができたのです。
オーティスの最後の叫び声が暗闇の中に響いていました。冒頭でシェーンが思いつめていたシーンが、この地獄絵だったのです。
シーズン2 第3話 感想
前シーズンまでは、敵は主にウォーカーで生存する人間同士は助け合っていましたが、だんだん人間同士の確執が見え始め、おどろおどろしくなってきているような気がします。
カールの将来についても、リックとローリの意見が分かれ、親同士の議論を戦わせています。まさに生きるべきか死すべきかが今の人間には問題なのです。
それでもカール自身は意識が一時的に戻った時に目を輝かせ、鹿の話をしたように「生きたい」ようです。アンドレアも変わってきているようです。
ただシェーンのとった行為は人間ではありません。まさに悪魔のなせる業です。このまま素知らぬ顔でみんなと仲間づきあいしていくのでしょうか?
そんな中、ダリルの行動は相手を思いやる人間らしい優しさが垣間見え、一服の清涼剤になっています。
さらにグレンとマギーは初対面からお互いに惹かれあっているようで恋の予感がします。
これからは人間同士の確執がどのように展開していくか目が離せません。
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