ウォーキングデッドシーズン7。いよいよ前半最終話となる第8話が放送されました。8話が終わってしまえばしばしのお休みとなるので、インパクトを残すべく強烈な展開が巻き起こりそうな予感がしていましたがその通りでした。第8話の『生きる意義(原題:Hearts Still Beating)』のネタバレあらすじと感想を。
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第8話視聴終了…ということでネタバレあらすじ追加しました。
今回は前半戦最終話ということで大いに盛り上がりました!
第8話放送後の追記部分は ⇒コチラ
第8話 『生きる意義(原題:Hearts Still Beating)』 ネタバレ
※以下、第8話放送前のネタバレ考察です。
自分を襲おうとしたカールを連れ、アレクサンドリアに行ったニーガンは、物資調達で留守中のリックを待ち構える。一方ダリルは、救世主のアジトから脱出を図るが・・・。
ヒルトップで養生していたマギーの容体はすっかりよくなった。救世主がヒルトップに放ったウォーカーにうまく対処したことから町の人たちはグレゴリーよりマギーに一目を置くようになる。
王国のリチャードは救世主を先制攻撃するようエゼキエルを説得してくれとキャロルとモーガンに持ちかける。アレクサンドリアではリックが不在の中、スペンサーがニーガンにすり寄り、リックに代わって自分がリーダーになるべきだと訴える。
というのが第8話の大筋のあらすじです。
第7話ではまさかのカールの行動でしたし、即処刑されてしまうのかと思いきや、意外と何もされることなく一安心な感じでした。
とはいえ、ニーガンの行動は全く読めないので第8話で何が起こるのか予断を許せない状況。ニーガンの手にはジュディスがいるのが一番の気がかりです。
ポイントはリックとアーロンがどんな物資を発見するのかということでしょうかね。物資があろうと思われる建物は周りを森と池に囲まれ池にはウォーカーの大群という守りっぷりでかなり意味深な感じでした。
やっぱり武器的なものですかね。武器だった場合はまず、アレクサンドリアには持ち帰らないでしょうが、とにかくニーガンの為に何か面白い物資を提供しなければいけないので、リックの行動に注目です。
一方、ダリルは第8話で脱走を図りそうな感じです。第7話の最後でニーガンがいなくなった隙にと誰かが脱出手助けをするようでしたが、カールに遅れてアジトに忍び込んだジーザスなのか、それともニーガンを裏切るドワイトなのか、シェリーなのか。
ただ、もちろん簡単にはいかないでしょう。同時にミショーンもアジトへ向かっているので、合流もあるかもしれません。
奴隷扱いのダリルを見ているのは結構切ないので、そういう意味でもいい加減脱出してほしいです。
で、第8話で出てきそうなのがキャロルとモーガンのいる王国。王国でも反ニーガンの動きが起こりそうです。
ヒルトップはジーザス以外何の戦力にもなりませんけど、王国の戦士たちはなかなか骨がありそうなので、アレクサンドリアと結託すれば勝機も見えるかもしれません。
キャロルに関しては王国の近くで一人暮らし(?)をしているようなので、現在どの程度王国との絡みがあるのかはわかりませんが、すっかり戦意喪失してしまっていますし戦争があったとしても参加はしないでしょう。
原作ではとっくの昔に死んでいるはずのキャロルなのでそろそろ死にそうな予感もします…。
第8話が終わってしまうとシーズン7は一旦休止となり、3カ月間空きます。第9話以降は3月頃からの開始となると思いますが、その間はトーキングデッドを見たり、シーズン7を見直したりしながら待ってるしかないですね~。
第8話では誰かが死ぬ…?
よくよく考えたみたらシーズン7では1話でグレンとエイブラハムが殺されて以降、誰も殺されていません。
ウォーキングデッドの制作陣はだいぶ意地悪なように感じるので(笑)、第8話で誰かが殺されるか、殺される匂わせで終わりそうな気がします。
シーズン6最終話同様、「誰が死ぬの~!?」ともやもやしながら3カ月待たされるという展開は十分ありえそうです。
参考記事
ウォーキングデッドシーズン6 第16話 ネタバレあらすじ感想 ニーガン登場!
ほんと落ち着かないんでやめてほしいんですが…。
シーズン7が始まるまでの約半年間、グレン役のスティーブン・ユアンは会う人会う人に「死ぬの!?ねえ、死ぬの!?」と聞かれたとか。
空港に現れた『ウォーキング・デッド』のグレン役スティーブン・ユアンに、あの質問を直撃!
シーズン7前のインタビューなんでしょうが、これを見るとスティーブン・ユアンはもう答えちゃってるようなものですね。
ちなみにシーズン6第3話のニコラスのくだりのときもみんなに質問攻めに会うから1か月間家を出れなかったそうです。
恐らく第8話では、物資調達を終えたリックがアレクサンドリアに戻ってきてジュディスを抱えたニーガンとご対面となると思われますが、カールへの罰か何かを理由に、またルシールの登場という展開もありえます。
となると、死ぬのはその時点でアレクサンドリアにいる誰か…?
ユージーンかロジータが銃弾を作っていることがバレて…?
ニーガンを殴ったオリビア?
役に立たないゲイブリエル?
復活したばっかりのタラ?(子育てに忙しそうだから)
シーズン7以降姿を見ていないトビー?(キャロルが怒りそうだから)
なんと、スペンサーがニーガンにすり寄って自分がリーダーになると申し出るそうなんですが、ニーガンはあれでいてなかなか人を見る目があるようなので、スペンサーにその器がないということにはすぐ気づくでしょう。
そして、「こいつなら殺してもいいか」という判断に至るかもしれません。
まあ、スペンサーならどうぞって感じですが(笑)
とまあ、想像は尽きませんが、そんな心構えでいると第8話をドキドキ楽しむことができそうです…。
なんか汗かいてきました(汗)
以下、放送後に追記したあらすじ解説と感想記事です。
↓ ↓ ↓
第8話『生きる意義』ネタバレあらすじ
まず、簡単に流れを。
リック&アーロン ⇒ 物資調達に成功
キャロル&モーガン ⇒ 王国のリチャードに協力を求められるも話まとまらず(キャロル思いっきり拒否)
マギー ⇒ ヒルトップのリーダーとしての地位確立
ダリル ⇒ 脱出成功(ジーザス協力)
ミショーン ⇒ 一人で救世主のアジトに乗り込もうとするも人数の多さに一旦諦めて帰る
アーロン ⇒ 誤解が原因で救世主にボコられる
スペンサー ⇒ よこしまな考えがニーガンの怒りを買い刺されて殺される
ロジータ ⇒ ニーガンに発砲するも助かる
オリビア ⇒ ロジータの反抗のせいでまぎぞえ食って銃殺される
ユージーン ⇒ ロジータの反抗のせいで弾を作ったことを自白し救世主に連れ去られる
リック一行 ⇒ 反抗の意思を固める
といった感じです。
ヒルトップでは
グレンのように帽子をかぶったマギーがグレンのお墓の前で座っているところから8話が始まります。
グレンと会話をしてるんでしょうか。立ち上がり涙を拭いたマギーはヒルトップの監視台へ。
妊婦だというのになんと責任感の強いことでしょう。そして、ヒルトップには大した人材もいないってことの現れかもしれません。
そこで、元ヒルトップのリーダー グレゴリーがマギーの様子を伺いにやってきます。
先日救世主によってヒルトップにウォーカーと火が放たれたわけですが、マギーとサシャが町を救ってくれたとみんなが褒めていると。
そして最後に「勘違いするなよ」と言葉を付け加えます。
お前にヒルトップは渡さん、と言いたいんでしょうが、マギーはグレゴリーの存在なんてこれっぽっちも気にしていません。
「気にしないで。…気になるようね?」と言葉を返します。
グレゴリーが手にリンゴを持っているのを見てマギーは「それ食べるの?」と聞き、「…ああ」と答えるグレゴリーですが、監視台に立っていたヒルトップ住人に「彼女は妊婦だ」と言われれてしまい、リンゴをマギーへ渡すグレゴリー。
グレゴリーは元から居た町の住人からも信頼を失ってしまったようです。グレゴリーも以前のように上から目線な話し方でなく、マギーのご機嫌を伺うような物言いでした。
監視台の下からマギーに話しかけるという構図もそれを表していましたね。
まあどうでもいんですが、なんかちょっとかわいそうなグレゴリー…(笑)
アレクサンドリア
アレクサンドリアでは、相変わらずリック邸でくつろぐニーガン。ヒゲを沿ってさっぱりされたようです。
それを微妙な面持ちで見つめるカールとジュディス。このジュディスの表情がなんともかわいらしくて(笑)
ジュディスは癒されますね~。
救世主のアジト
独房の中に差し出された「今だ 行け」という紙を見つめるダリル。それが誰からなのかはわかりません。
外の様子を伺うダリルはとうとう行動に出ます。扉を開け、いよいよ脱出。
アレクサンドリア
なんと、ニーガンがエプロンを巻いて料理を作っています。パスタのソースのようです。
カールは無言でパスタをこねこね。ニーガンはご機嫌の様子。
なんでしょう、この絵は…。
この絵だけ見てるととても平和そうで、ニーガンもただの気の良いおじさんに見えてしまいます。
そして、リック邸の外には涙を流しながら中に入ろうかどうか迷っているオリビアが。ほんとにニーガンが怖いんでしょうね~。いつルシールが飛んでくるかわからないですかね…。
「代わりに私が」と気遣って声をかけるタラでしたが、オリビアはジュディスの面倒を見るとリックと約束をしたから、と意を決して中へ入ります。
食卓の準備をするカールとジュディスを抱いたオリビア。
リックとアーロンは
前回ウォーカーだらけの池の中に物資がありそうな小屋を見つけたリックとアーロン。意を決してボートに乗り込みます。
が、ボートは弾痕だらけで徐々に浸水していくことは目に見えています。が、行くしかないってことでまずはその先にあるカヌーを目指します。
アレクサンドリア
食卓を囲むニーガンとカールとオリビアとジュディス。なんとも言い難い光景です。
リックが戻ってくるまで待っているつもりだったようですが、いつになるかわからないということで食事を始めるニーガン。
リックを座らせたかったんであろう席には「ルシールが腹ペコだ」ということでルシールを置きます。
ヒヤッとしましたね…!ルシールが腹ペコだから誰かを餌食にするんではないかと。が、ここでは何事もなく一安心。
ニーガンと一緒に手下たちもアレクサンドリアにやってきているわけなので、一方着々と物資の回収が行われていきます。
スペンサーがちょっとだけ苦労して入手してきた缶詰やボウガンもそのまま救世主行き。ニーガンの手下のお褒めに預かりちょっと嬉しそうなスペンサー。
そして、美人とは言い難い女性救世主メンバーに「いつか家を案内するわ。サンドイッチも」と色目を使われます。「楽しみにしとく」と答えるスペンサー。
その様子を黙ってみていた覗きが趣味のユージーンは「あっち行け」と女に言われ退散。エイブラハムとロジータの件を思い出してしまい、ちょっと切なくなりました。
王国では
王国というか、王国の近所であろうキャロル邸。モーガンが周りをフラフラしていたところキャロルに声をかけられます。
モーガンは王国から新鮮な作物を持ってきてくれたようです。「ありがたいけど…結構」と相変わらずつれないキャロルでしたがモーガンも言うように以前よりちょっと雰囲気が柔らかくなった様子。
モーガンに声をかけたのもなんだかんだ気になっていたからでしょう。
そして、モーガンが帰ろうとしたところにやってきたのはリチャード。
モーガンがいたのは想定外だったが2人に大事な話があるとのこと。
リックとアーロン
ウォーカーだらけの池を穴だらけのボートで進む2人。どんどん浸水してきているもののカヌーまではもう少し。
襲ってくるウォーカーもなんとか倒しますが、ウォーカーに肩を掴まれアーロンが池へ落ちてしまいます…!
池の中でウォーカーに囲まれる絶対絶命のアーロン。「来るな!僕は…大丈夫…」と言うものの池の中へ引きずり込まれてしまい…。
「アーロン!」と叫ぶリック。アーロン死んだ…?と思われましたが、無事池から顔を出しました。一瞬焦りましたね…。
ピンチに陥りながらも無事建物まで到達した2人。
脱走するダリル
どうやら警備は手薄なようで独房からの通路には見張りもいません。が、部屋から人の声がして、ダリルはとっさに側の部屋へ隠れます。
目に見えたピーナッツバター?を口にし、部屋にあった服に着替えるダリル。
テーブルに置いてある置物が目に入ります。それは以前森で会ったときドワイトが持っていた木の像。どうやらドワイトの部屋のようですね。それを見つめるダリル。
リックとアーロン
たどり着いた建物には大量の物資が。武器までも。
物資の中に「おめでとう。負け犬ども」と書かれたメモが。それを見たアーロンは「負け惜しみだ」と茶化します。
帰り道は問題なさそうです。
ドワイトの部屋でダリル
ドワイトの服を着て外の様子を伺いながらピーナッツバターにありつくダリル。
人気がなくなったのを確認し部屋を出ます。
リックとアーロン
物資を運び出すリックとアーロン。
リックは胸中をアーロンに明かします。「遠くまで来て奴らの為に危険を冒して物資を供給しているが、それをよく思っていない者もいる。が、それを責めることはできない。ミショーンも納得はしていない」と。
アーロンは「みんなが生きられるなら何でってする。つらい選択だ。わかるよ」とリックを気遣います。
アーロンてなんていい奴なんでしょう。目立ってはいませんが、みんなの為にめちゃくちゃ献身的ですし、陰でしっかり支えてくれています。彼にも死んでほしくないですね。
だがしかし、物資を運び込む2人を遠くから見ている人物が…。救世主のメンバー?
救世主の本拠地へ向かうミショーン
前回、救世主の女メンバーを襲いアジトへ案内するよう車を向かわせていたミショーン。
ニーガンとはいつ出会ったのか、なぜ一人で外にいたのかと問うミショーン。が、女は一切答えません。無言で車を運転し続けます。
「今日は奴を殺さない。勝つ方法を見つけるだけ。自分の結論を変えたい。だから外に1人で外に?」と女の心中を察したミショーン。
この女性メンバーにも複雑な事情があるのでしょう。恐らく救世主のほとんどはニーガンの恐怖に屈しているだけで全員が全員服従しているわけではないのでしょう。
ヒルトップ
マギーとイーニッドがいる部屋にサシャがアップルパイを持ってやってきます。住人が町を救ってくれたお礼に焼いてくれたそうです。その娘は「マギーを大統領に」と。
すっかりマギーたちはヒルトップ住人の信頼を得ているようです。
妊娠中で食欲旺盛なマギーは皿にも分けずそのままアップルパイに手を付けます。
サシャはジーザスの所在を聞かれ「今朝出たわ。言うのを忘れた」と答えますが、本当はサシャの命で救世主のアジトを探るべく昨晩ヒルトップを経っていました。
それを察したイーニッドはマギーが部屋を出た後、サシャが単独で行動しようとしていることに対して言及します。
「あなたが彼女を守って」とサシャ。
王国では
現在王国は住人に秘密で救世主との取引を行っています。住人を戦いに巻き込みたくなく、余計な心配をかけない為のエゼキエルの配慮でしょう。
エゼキエルの有能性を認めている救世主も「物資を提供するなら誰も殺さないし王国にも入らない」と約束しています。
が、それがいつ住人にバレるかわからないし、救世主が契約を無視するかもしれないし、いつか事態は悪化してしまうから、今行動をするべきだとリチャード。
モーガンとキャロルにも協力してほしいとのこと。
アレクサンドリア
教会で話をするロジータとゲイブリエル。
ロジータの犯行の意思を聞くゲイブリエルでしたが、彼女の向こう見ずな無計画ぶりを心配し、「同感だが、なぜ君が?君だけではダメだ。誰でもダメなんだ。私たちは勝。だが、時期を待つか時期を作るのだ。一緒に。私もその一員だ。やめなさい。私たちには君が必要だ。」と言ってなだめます。
前回のスペンサーに対してもそうであったように、非常にごもっともな感じですが、すっかりアレクサンドリアの相談役のような立場になったゲイブリエルに驚きを隠せません…。
ただただ邪魔な存在でしかなかったゲイブリエルですが、成長したものです。
脱走ダリル
ダリルは無事に脱走へ向かいます。
王国
キャロルとモーガンを必死に説得しようとするリチャードでしたが、キャロルは「関わりたくない。一人にしておいて。」と真向拒否。
モーガンも「大勢の命が失われる。今は平和だから友好的な関係を築いていくべきだ」と反論。
が、リチャードも一向に引く様子はありません。
話はまとまらず「血には慣れているか?」という言葉を残しキャロル宅を出ていきます。モーガンもキャロルに帰るよう言われ出ます。
アレクサンドリア
ウォーカーの血だらけだったスペンサーは身なりを綺麗に整え、ニーガンの元へ向かおうとしています。
道中見かけたロジータとしばし会話。
「親しくなろうと努力するんだ。親密になれば何か変わるかも。母ならそうしたはずだから僕もそうする」と。
過去一度だけ男女の仲になったことがある2人でしたが、スペンサーがまたここでその話を始めます。「あれはなんだったのか」と。前にものたまわってましたよね。なんて諦めの悪い男なんでしょう。
ロジータは「気晴らしよ。イケメンで背が高いし時々優しいから利用したの。ごめんね。」と答えます。
が、スペンサーは諦めず「ディナーでもどう?他意はない」と誘い、ロジータにOKをもらいます。
スペンサーに根負けしたんでしょうか、ロジータも笑顔で悪い気はしていなさそうです。
久しぶりにハッピーな空気が流れますが、この展開怖いですね…。死亡フラグってやつなんじゃないんですか、これ。
ダリル脱出成功
ダリルは一度脱走が失敗して捕まってしまったバイクの車庫まで到達しましたが、そこに救世主が。
とは言っても前回カールのいるニーガン部屋までルシールを届けにやってきたザコです。
1対1では敵わないと思ったのか両手をあげて「僕は何もしない。裏門から出ていい。誰にも言わない。ただ生きる為にやってる。頼む」と言うのですが、ダリルは構わず鉄パイプを男に振り下ろします。
捕らえられ今まで溜まった鬱憤とグレンとエイブラハムを殺された恨みを晴らすかのように鉄パイプで何度も何度も殴り血が飛び散ります。
このときのダリルはちょっと恐ろしかったですね…。そこへおもむろに現れるジーザス。
すでに死んでいる男へ向かって「生きる為じゃない。全て奪い返す」と言い放ちます。
そして、自分のバイクへまたがりとうとう脱出に成功します。おめでとう~。
スペンサーとニーガン
ロジータとディナーの約束をとりつけて恐らく内心ウキウキなスペンサーはニーガンに挨拶をしにやってきます。
スペンサーが隠し持ってきたお酒を手に。
ミショーン
ミショーンは救世主のアジト付近に到着しましたが、その規模の大きさに唖然とします。
救世主の女は「太刀打ちできない。まだ選択できる。帰って。車を燃やし湖にでも沈めて。消すのよ。」とミショーンに帰ることを促します。さらに「小物入れにサイレンサーが」と一言。
要するに帰るついでに私も殺してってことですよね…。この女メンバーもニーガンに反抗することを諦めた1人なんでしょう。
そして、車は引き返していきます。
第6話の最後、第7話の冒頭で見れたシーンはこの直後だったのかもしれません。ミショーンが本当に女を殺したのかどうかはわかりません。
リック アレクサンドリアに帰還
アレクサンドリアに戻ってきたリックですが、門を開けたのが救世主だったことに驚きます。恐らく前回の回収から大して日も経っていないでしょうからね。
救世主に家でニーガンが待っていることを告げられるリック。そして、車を中に入れた側から早速回収が始まります。
ここで、先ほど物資の中にあった「おめでとう。負け犬ども」のメモを救世主が見つけます。
そのまま持ってきただけなんですが、救世主はそれが自分たちへむけて書かれたものだと勘違いし、アーロンをボコボコにします。
もちろんリックは助けようとしますが、銃を向けられ何もできず、ただただその様子を見ているしかありませんでした。
一方、元ジェシーの家ですかね?の車庫からビリヤード台を持ち出し、スペンサーとニーガンはビリヤードの興じます。
その様子を見守るロジータをはじめとしたアレクサンドリア住民たち。
ニーガンとも打ち解けられてってことで、ここでスペンサーは本心をニーガンに伝えます。
「あなたの目的はわかる。その方法に賛成とは言わないが、大義の為に人々に貢献させるんだろ。だがリックは他人との協調性がない。かつてのリーダーは僕の母だ。優れた指導者だった。リックが現れ母は死んだ。弟と父もだ。リックは制御不能だ。やりたい放題で何もかもかき乱す。」と自分が言いたい放題。
「俺に何をしてほしい?」と問うニーガンに「僕は彼女の息子だ。母のようになれる。町にもあなたにも必要だ。リックより有益だ。」とのたまいます。
それに対してニーガン「お前をリーダーにしろってことか?俺はこう思う。スペンサー。リックは俺を殺したい。心底俺を憎んでる。だが、今俺のために必死で調達している。ここの人間を傷つけさせないためだ。憎しみを飲み込み仕事をこなしているんだ。ガッツがある。そしてお前は…リックの不在を待ち、汚れ仕事をさせようと俺に近づいた。地位を奪うためだ。教えてくれ。乗っ取りたいならなぜ自分でリックを殺し乗っ取ろうとしない?」と
そして、「俺の考えを教えよう。想像なんだが、お前にはガッツがないからだ。」と言った瞬間ナイフをスペンサーの腹に刺します…!
ナイフを抜くとスペンサーの内臓がこぼれだします…。そのまま倒れこむスペンサー。
ルシールを手に持ち「誰か前へ出て汚物を片付けてくれ。…誰かゲームを続けようぜ。どうだ?」といつものニヤケ面のニーガン。
無言の住人たちでしたが、なんと…とうとうロジータが銃をニーガンに向け、発砲してしまいます。
この瞬間…ニーガンはこんなところで死ぬわけはないので「はい、ロジータ死亡~」と最悪な想像が頭をよぎりました…。
ボコボコにされたアーロンは抱きかかえられ町の中へと向かっていましたが、銃声を聞き急いでその場へと向かいます。
もちろんニーガンは殺されてなんかいません。なんと、ルシールで銃弾を受け止めていました。まあたまたまなんでしょうが、これにはニーガンも「何しやがる!クソ!俺を殺そうと!?」と激高し、ロジータは取り押さえられてしまいます。
ニーガンはその銃弾が一から作ったものであることに気づき「お前の顔に傷がつくか、もしくは誰が作ったのか言うんだ」と迫られます。
苦し紛れに即座に「私よ。私が作った」と答えるロジータですが、嘘なのはバレバレです。
もう一度聞かれますが、あくまで「私が作った」と言い、突き付けられたナイフに自ら顔を押し付けるロジータ。
「まったくなんて肝が据わった女だ!いいだろう、好きにしろ。誰か殺せ」と手下のアラットに指示を出すニーガン。
アラットは後ろを振り向きカールの隣にいたオリビアを撃ちます。顔を撃たれたオリビアは即死…。
最悪です…。ロジータの身勝手な行動が周りを巻き込み、死人まで出してしまう始末。ロジータも唖然とした表情を見せます。
そこへリックがやってきます。「契約と違うぞ!」と第一声。
それに対してニーガンは、カールがトラックの乗り込み部下を殺したこと、スペンサーが自分にリックを殺させリーダーになろうとしていたこと、ロジータが自分を殺そうとしたことをあげ、「俺は合理的だ」と主張。
これまでに何が起こっていたか知らなかったリックは何も言い返せません。
さらに「あの女の食欲は大損害だったろう。俺は選んじゃいないがアラットが信用できないとさ」と付け加えます。
事情を察したリックはただ「取るものを取ってさっさと帰れ」とニーガンに言い放ちます。
が、ニーガンは「もちろんだリック。この弾を作った男か女が誰だか分かったらな」と言われます。リックが知らない間に問題が起こりすぎですね…。
アラットがアーロンとエリックに銃を向けた瞬間、タラが「私よ!」と声をあげます。
すると「いいや、違う…。私だ…。私が作った…。とユージーンが涙ながらに訴えます。
ルシールを握りしめるニーガン。ユージーン殺されるか…と思いきや「厄介を省いてやろう。銃弾の製造者をいただく。それとお前が調達した物もな。いくら大量にあろうと十分ではない。お前はまだ深刻な状況だ。大問題を抱えている」と言いニーガンはまた去っていきます。
そして、ユージーンは連れ去られてしまいます。呆然とするリック…。
すると、ウォーカー化したスペンサーが動き出します。やり場のない気持ちをぶつけるかのようにスペンサーの頭にナイスを突き刺すリック。
スペンサー二度目の死亡…。
リックとミショーン
モーガンの作った独房に一人でいるリック。目の前には紙と斧が。
紙というのはおそらく地図でしょうか。「新世界にはリック・グライムズが必要だ」とエイブラハムに書かれたあの地図。
そこへミショーンがやってきます。
「狙いは見つかった。あなたと行きたくても、行けなかった。確かめたくて…。でも見つけたら、気づいたの。私だけの道ではなく、私たちの道にしたい。あなたと私の。(アジトには)想像以上に人数がいる。数では到底勝てない。でも気持ちは変わらない。私たちは生きてる。耐えがたいこともたくさん経験した。でもだからこそ、生き抜いた。私たち2人はまだ生きてる。これからも生きる。すべきことをするとあなたが言った。だから生き延びたと。そのために戦う。私たちじゃなく。ジュディスやカールのために。アレクサンドリアやヒルトップの仲間のために。戦えるわ。やつらを倒す方法はある。でも、もしも、私たちがやるならよ。」と現時点で自分の出した答えをリックに伝えるミショーン。
リックは「ああ、そうだな。今わかった。」と言い2人はキスをします。
ヒルトップ
ヒルトップへやってきたリック、カール、ミショーン、タラ、ロジータ。監視台に立っていたマギーがサシャとイーニッドを呼びます。
グレンとエイブラハムが殺されたあの日以来の再会。リックとマギーが抱き合います。
リックは「大丈夫か?」と声をかけ、赤ちゃんともに無事だということを確認すると「君は正しかった。最初からだ。戦う準備をしろと。耳を傾けなかったが今ならわかる」とマギーに話します。
そこへ、ダリルとジーザス登場。ダリルはリックの顔を見ると涙が溢れそうになり下を向きリックと熱い抱擁を交わします。
ダリルが泣いちゃう感じ、たまらないですよね…。ウルッと来てしまいました。
ダリルはザコから奪った銃をリックに渡します。
久しぶりの再会を喜ぶ一同の顔には笑みが浮かぶと同時に決意を固めた清々しさのようなものも感じました。
一行はそのままヒルトップのあの館へと向かいます。
というところで第8話終了~。
かと思いきや、エンドロール後、まだ続きます。
リックたちが不在の夜のアレクサンドリア。
双眼鏡でアレクサンドリアの様子を伺う人物が。そして、アレクサンドリアへ向かいます。
リックとアーロンが物資を手に入れた様子を見ていた人物です。
が、誰かはわからないまま第8話終了。
第8話 感想
まあ何しろ気になるのがリックとアーロンが物資調達をしていたときと最後のアレクサンドリアで登場してきた謎の人物。
フードをかぶっていてブーツの先端にウイングチップのような模様?が入っていくのが確認できるくらいで現時点では男か女かもわかりません。
新キャラ登場?それとも過去に登場していた人物?
敵なのか味方なのかもさっぱりわかりませんが、この感じは敵ではなく味方でしょうね。
最初に登場したシーンでは救世主かとも思いましたが、この思わせぶりを見るとそうではないでしょう。
このタイミングで出てくるということは対救世主戦において大きな力となりそうな気がします。
そして、ロジータがやってくれちゃいましたね~。ゲイブリエルに苦言を呈されたというのにまったく聞く耳を持っていなかったんでしょうか。
まあゲイブリエルに言われたところでっていう感じだったのかもしれませんし、「ちょっとアリかもな」と思いはじめたアーロンが殺されてしまったのもあるんでしょうか。
ロジータが余計なことをしなければオリビアが死ぬこともなく、ユージーンが連れていかれることもなかったでしょうに。
スペンサーは自業自得ですけどね。
カールの件があったので何かしらやらかすつもりではいたニーガンにはちょうどいい相手だったのかもしれませんし、そう考えるとロジータが事を起こさなくてもニーガンはあと1人殺すつもりだったのかも…。
で、ここでリックがアレクサンドリアを統率しきれていないことも露呈してしまいましたよね。みんなを守る為に必死で物資を集めてる最中にそれぞれが勝手な行動をしまくってるわけですから。
とは言え、リックをとても責めることなんてできません。リックはよくやっていると思います。ただ彼らが個性が強すぎるだけです。
まあリックの一行はそこがいいところでもあるんですけどね~。まとめづらい面はありますが、行動力がありまくるのでいざというときはめちゃくちゃ頼りになります。
ロジータもさすがに猛省したかと思いきや、ヒルトップに向かうときにはケロっとしてましたね。リックもロジータを責めることなんてできなかったんでしょう。
そして、リックも自責の念に駆られているかと思いきや、即立ち直りましたね。この辺りとても良かったです。
グレンとエイブラハムが死んだことでリーダーとして誰よりも責任を感じてしまい、ここまで一人でニーガンに服従する姿勢を取っていましたが、ロジータやミショーンの行動に焚きつけられたところもあるのでしょう、とうとうニーガンで立ち向かう決心をしました。
かっこよかったですね~。
ここでシーズン7は一旦中休みとなり、第9話の放送は2月ということで月末あたりでしょうか。
スカパーでは年末に一気見放送されますが、恐らくHuluとdTVでも第1話~8話までの全話が配信されることになるでしょう。
年末年始はシーズン7はもちろん、シーズン1~6までも改めて見直して再開を待ちたいところです。
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