ウォーキングデッド シーズン9 第15話『裏切りの代償(原題:The Calm Before)』。
ミショーンが考えを変え、会議に参加することになったアレクサンドリア。各コミュニティの住人が集まり王国でお祭りが行われ憲章が制定されます。
未来への大きな一歩を踏み出すことになりますが、同時にウィスパーズの脅威が迫り、衝撃の展開が。
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シーズン9 あらすじと感想まとめ
<< シーズン8全話まとめ
第1話『新たな幕開け』
第2話『復興の道』
第3話『A、又はB』
第4話『各々の義務』
第5話『清算』
第6話『町の審査会』
第7話『楽器への想い』
第8話『死人の囁き』
第9話『死人の正体』
第10話『操られた記憶』
第11話『決意』
第12話『変化のとき』
第13話『罠』
第14話『消せない傷痕』
第15話『裏切りの代償』
第16話『嵐の予感』
シーズン9 登場人物
シーズン9 原作ネタバレ
>> シーズン10
シーズン9 第15話 ネタバレ
記念日
森の中でウォーカーと戦うカップル。ウォーカーを倒すと「記念日おめでとう」と言い合います。
そして、プレゼントだと言って彼女が彼を案内し、森を抜けるとそこにはヒルトップがありました。
時が経ち、2人はヒルトップで生活していました。
5周年の記念日がやってきて彼女は彼のためにヒルトップの”H”の文字が彫られた木のメダルをプレゼントします。
「”希望(HOPE)”の象徴だ。たくさん作って」と言う彼氏のマイルス。
そして、またやってきた記念日の日に2人は会議が行われるヒルトップへと向かいます。たくさんの木のメダルを抱えて。
森の中のシーン。
馬車が倒れ、彼女もそこに倒れています。ウィスパーズの仕業でした。
アルファはリディアに歌っていた歌を歌いながら彼女の頭皮をナイフで剥いでいきます。
演説
他コミュニティの住人も集まった王国ではエゼキエルが演説をしています。
「新たな明日が今日から始まる。長い時間をかけやっとリックやカールの宿願が叶う。ポール・ロビアの願いだ。”ジーザス”で知られる彼は我々をつないでくれていた。
絆を固めるために戦い、成長した。我々は結束する。敵と戦うためではなく公益のためだ」。
そして、お祭りが開かれます。
ヘンリーの捜索に出ようとするキャロルとエゼキエルが話していると、そこへヘンリーとダリルたちが現れます。
キャロルは「二度と消えたりしないで」とヘンリーを抱きしめます。それぞれが再会を喜びます。
しかしリディアがいることに気づいたタラは苦言を呈します。ミショーンはリーダーを集めて話をすることに。
憲章
ミショーンはまず他コミュテニィとの交流を断っていたことを謝ります。そしてゲイブリエルがリディアを亡命者として受け入れたことを伝えます。
「ヒルトップが報復を受ける」と難色を示すタラでしたが、ミショーンに自分が刑務所にやってきたときリックが信用しなかったこと、総督と現れたタラも信用されなかった話をされ納得します。
各コミュニティからヒルトップへ応援部隊を派遣することに。ミショーンはさらに相互防衛協定を提案。
各々快諾し、エゼキエルは用意していた憲章を出し、各リーダーがサインをします。
王国ではお祭りが続いています。リディアとヘンリーはそれぞれがヒルトップへ向かうつもりでいましたが、そこへエゼキエルとキャロルがやってきます。
「君たちは何も心配することはない」と声をかけ、夜映画を見に来るよう伝えます。2人がその場を去ると「今夜息子が女の子と映画デートする」と満足そうなエゼキエル。
お祭りを楽しむ住人たち
りんご飴を手に持ち楽しそうに会話するイーニッド、オールデン、ルーク。オールデンは初めてイーニッドが彼女であることを認め「素敵なカップルだ」と2人の肩を抱くルーク。
そんな3人を見ていたコニーとケリー。ケリーはコニーが勝手に消えてしまったことを怒っていました。しかし2人は話し合いわだかまりが消えると抱き合います。
セディクと話すミショーン。先発隊と共にヒルトップへ向かうことを伝えます。傍ではジェリーがジュディスや子供たちと遊んでいます。
ミショーンが「ジェリーを困らせないようにジュディスを見てて」と言うと「練習になるしね」とセディク。
「何の練習?」と聞かれるともったいぶるように「ヒルトップで話す」と答えるセディク。
ヘンリーが食事を手に取るとアディに話しかけられます。アディはヒルトップでリディアのことをダリルに告げ口したことを謝ります。
テーブル席でヘンリーを待っているリディアの元にゲイジとロドニーがやってきます。アディはヘンリーに気があり、ヘンリーもアディに気があるかもと話すゲイジ。
そして「仲間になったなら面倒は起こすなよ」と伝えるとリディアは怒ったように席を立ってしまいます。
タラを含めたヒルトップの戦闘員は王国を出ることに。タラも一緒に行くと言いますが、ダイアンに「いなくなるとみんなが不安になる」と言われその日は王国に残ることに。
マグナとユミコも王国を出るため仲間と挨拶を交わします。ダリルはコニーにドッグを世話を頼みます。
エゼキエルはダリルに「ヒルトップが安全になったら王国を家にしてほしい」と伝え、「考えておく」と答えるダリル。
ウィスパーズの影
キャロルも同行しバイクに乗ったダリルを先頭に先発隊が王国を出ていきます。
外でウォーカー退治をしているハイウェイマンたち。元救世主でアレクサンドリアの住人となったDJも彼らを手伝っていました。そこへダリルたちがやってきます。
ハイウェイマンはダリルたちを王国へ向かったヒルトップの住人が襲われた現場へ連れていきます。
人を引きずった跡があり、二手に分かれて捜索へ出ることに。マグナはユミコと別れ先にヒルトップへ向かいます。
辺りは暗くなり、懐中電灯を持って捜索を続けるダリル、キャロル、ミショーン、ユミコ。ダリルは血の付いた木の枝を見つけます。
様子がおかしいことに気づくとウォーカーが現れます。それは襲われたヒルトップの住人たちでした。
ウォーカーを倒し道に戻ろうとしますが、さらにウォーカーが集まってきます。全てのウォーカーを倒すとそこへウィスパーズが。
周りを取り囲まれると、ダリルが倒したと思っていたベータが現れます。「娘を返せば誰も死なずに済んだ。取引は終わりだ」と話すベータ。
先発隊が経った後の王国。ジェリーが妻のナビラと話しています。
そして、そのすぐ傍にはアルファが。殺したヒルトップの女性の頭皮と帽子をかぶり、奪った服を着ています。
物々交換で無線の部品を手に入れたユージーンの元へロジータが。ユージーンは中継器を経由して町同士で連絡を取れるようにしようとしていました。
別れて以来距離があった2人でしたが、ロジータが歩み寄りわだかまりが解けたようです。
リディアを探すヘンリーは元ニーガンの妻だったフランキーに「見つかるといいわね」と声をかけられます。
タラはゲイブリエルとオーシャンサイドのリーダーと戦闘員の訓練について話しています。先発隊を先に出しているのでどこか落ち着かない様子です。
ゲイブリエルは「みんな頼れるリーダーだと思ってる」とタラに声をかけます。ヒルトップに戻ったら早速訓練場の話をすると言いタラは支度をしに行きます。
ステージで歌と演奏を披露するルークとオールデンは演奏する曲について話し合っています。ルークは自分の意見を押し通します。それを微笑ましく見ているイーニッド、コニー、ケリー。
ヘンリーはリディアを見つけ話しかけます。リディアはゲイジたちに言われたことを気にしていたようです。
ヘンリーは「ただの悪戯だ」と否定し、「君が好きだ」と伝えます。「私も好き」と答えるリディア。2人はキスをします。
王国内を見て回るアルファ。ユージーンとロジータの姿を見つけます。するとエゼキエルに声をかけられます。
「アレクサンドリアのデビー」と名乗ったアルファはミショーンやキャロルの話を持ち出しエゼキエルと会話を続けます。
そして、服が欲しいと言いエゼキエルに服のブースへ案内してもらいます。
いよいよ映画の上映が始まります。リディアは席についていますが一緒に映画を見るはずのヘンリーは隣にいません。不審がるリディア。
ジェリーはエゼキエルがいないことに気づきます。「パイプを直してる」と答えるナビラ。
映画上映は大きく盛り上がります。リディアも笑顔を見せ始めると隣の席に誰かが座ります。変装をしたアルファです。
脅威
ウィスパーズに囲まれたダリルたち。そこへアルファがやってきます。
「娘は渡さない」と言い放つダリル。しかしアルファは「もう娘はいらない。私たちを脅すことはできない」と答えます。
そしてダリルだけをどこかへ連れていきます。
銃を突き付けられ崖までやってきたダリル。その崖を見下ろすとそこには数百、数千はいそうなウォーカーの大群が。
自分たちの力を見せつけ「私がお前たちが生かしてるんだ」と言い放つアルファ。
ダリルが要求を聞くと「何もない。今度私たちの領域を犯したら大群を送り込む。境界に印をつけた。帰る途中でわかる」と答えます。
シーンが戻り、リディアを映画館から連れ出しているアルファ。
アルファはリディアに戻るよう命じますがリディアは応じようとしません。
むしろアルファを脅します。「もう仲間じゃない」と言い放ちアルファはその場を離れます。
境界
再び、アルファとダリルのシーン。
「お前に娘は守れない」と言うアルファ。「守るさ」と答えダリルはその場を去ります。
すっかり朝になり、ダリルはミショーンやキャロルたちと合流します。
一人佇むアルファの元へベータがやってきます。「リディアは?」と聞きますがアルファは「1人にして」と答え、1人涙を流します。
その様子を見かけたウィスパーズの男。するとアルファが近くに来るよう指示し、男が近くに来るなりナイフで刺して殺してしまいます。
ダリルたちが森の中を戻っていると木に縛られたセディクを見つけます。
セディクが丘の上を指さしそちらに向かっていくと木の棒に刺された無数の生首が現れます。
ハイウェイマンのオジーとアレク、DJ、フランキー、タミー、アディとロドニー、イーニッド、タラ…。
首だけになった彼らは無残にも転化してしまっています。
王国ではいなくなった彼らをみんなが心配しています。
映画館にいるエゼキエルの元へリディアが走り寄ってきます。アルファが来て帰り、ヘンリーがいなくなったと。
そして、キャロルがそこへ近づいて行くと大声をあげて止めようとするダリル。ヘンリーも殺されてしまっていたのです。
追悼
王国へ戻ると証人として生かされたセディクが住人たちの前で起こった出来事を話します。
ウィスパーズに捕まったセディクたちでしたが、そこへオジー、DJ、アレクが助けにやってきます。
全員が一丸となり反撃しましたが、最後には殺されてしまったのです。
そして「彼らの時は途絶えた。俺たちの時は続く。彼らのために。彼らをたたえよう。俺たちの仲間を記憶に刻もう」と最後に伝えます。
ヘンリーの首が晒されていた場所へやってきたダリルとリディア。リディアは”H”と彫られた木のメダルをそこへ埋めます。
辺りには雪が舞い散り、冬が訪れようとしていました。
シーズン9 第15話 感想
衝撃のエピソードとなりました…。
あのシーズン7第1話以来の衝撃じゃないでしょうか。首だけになって転化しているとはなんとも悲惨でした。もう最悪です。
今回犠牲になってしまったメンバーを追悼。
ハイウェイマンのオジーとアレク。
オジーとかいいキャラだったんですけどね。出てきたばっかりなのにかわいそうに…。
元救世主のDJ。
その後アレクサンドリアに住んでいたみたいですが正直あまり印象にありません…。
元ニーガンの妻のフランキー。
サンクチュアリにいた頃はよくユージーンと絡んでいましたね。でもぶっちゃけ今回そのとき以来の登場で「ああ、いたな」という印象。でもとても美人なので惜しい…。
ヒルトップのタミー。
鍛冶職人アールの妻。シーズン9から存在感を増しつつあった彼女も。
おばあちゃんのこんな姿はちょっと見れないですね。息子を失ったというのに妻までも。アールがかわいそうです…。
ヒルトップのロドニーとアディ。
シーズン9から登場した彼らですが、ほとんど出番はなかったのでこれといった思い入れもないんですが、子供が殺されるのはなんとも…。
そして、イーニッド。
シーズン5第12話から登場したイーニッド。すっかりレギュラーメンバーとなってファンもその成長を楽しんでいたはずですが、まさかの。
最近やたら女っぽくなってオールデンとイチャイチャする様子はちょっとアレでしたが、個人的に好きなキャラでしたし癒しの存在だったので衝撃です。イーニッドのこんな姿は見たくなかった…。
まさかのタラも。
シーズン4第6話から登場したタラ。今ではヒルトップのリーダーを務めドラマには欠かせない存在となっていた彼女までも。
タラのこの姿も相当衝撃です…。
残念ながらヘンリーくんも。
シーズン9以降は原作でのカールの役割を担っていたヘンリー。正直あんまり好感の持てるキャラではなかったんですが、キャロルの心中を察するとつらいですね…。
今回10名ものメンバーが犠牲になってしまいました。
これは原作にもある展開なのでウィスパーズの登場以降「いつくるかいつくるか」と内心ドキドキしていたんですが、今回同じくアルファが王国(原作ではアレクサンドリア)に現れたことで「まさか…」と不安がよぎりました。
原作とドラマでは生存者も登場キャラクターも違うので「誰が犠牲になるか」となるわけですが、原作の犠牲者で印象的なのがロジータとエゼキエル。
映画館のシーンでちゃっかりエゼキエルがいなくなっていたので「とうとう来たなコレ…」と思いました。
そして、いよいよ犠牲者たちが一人ずつ登場していきます。誰が来るかと心臓バクバクしながら見ていましたが…
まず「え!イーニッドかよ!!!」とショックを受けます。
イーニッドの首が写ると次にミショーンとセディクのアップに。泣き崩れるセディク。
王国のシーンではゲイブリエルが「彼女を見たら私の所へ」とユージーンに話しかけています。
「まじか…やっぱりロジータか…」と思わせておいて…
「タラかよー(泣)!!!!」と衝撃が走ります。
そして、タラを見るダリルの視線が横へ移ります。
「あ…とうとうエゼキエル…?」と震えながら見ていると、リディアがエゼキエルの元へ走っていきます。
「え、王様生きてた…。でもエゼキエルじゃないなら誰?」と思ったら、ヘンリーでした…。
というわけですでに原作を読んでいる人もハラハラさせつつ実は犠牲者が違うという絶妙なプロットになっていたのです。
エゼキエルが死なないのはよかったけど、タラはきついですね。タラ役のアラナ・マスターソンは子供を産んだばかりなので降板には良いタイミングだったのかもしれません。
しかし、今回久しぶりの壮絶シーンでした。ほんとニーガンのあの一件以来ではないでしょうか。
あのときみたいに殺されるシーン(個人的にはそれも見たい)がなかったのはまだよかったかもしれませんが、死んだあとの姿を見せられるというのはまた違う怖さがあります。
しかも首だけのウォーカーになってしまっているだなんてあまりに悲しすぎる最後です。
連合軍は反撃に出るんでしょうか。いずれにしても反撃するに決まってるんですが。
次回、少し時間が経過して冬真っ最中のシーンになるようですが、どこまで話が展開するのか見ものです。
過去を振り返ると今回のエピソードは第16話になりそうな感じですが、シーズン9以降ファイナル的なエピソードを少しずらしている感がありますね。
予定調和感を払拭するためでしょうか。リックの最後は第6話でしたし今回第15話でしたし。
そして、それにしてもアルファもいいキャラすぎます。過去最高に不気味なキャラになっていますね。
さすが演技力に定評のあるサマンサ・モートンといったところでしょうか。
恐ろしいんですが原作以上に魅力的なキャラになっていてこれからも期待できそうです。
次回はいよいよシーズン9最終話となります。今回がかなり衝撃的だったので最終話といえどそれ程の急展開や衝撃シーンはないでしょう。ゆるやかにシーズン10に続いていく感じになりそうです。
読者さんの感想
モモさん(40代 女性)
最初に出てくる希望を持った男女が、無残にアルファに殺されてしまうシーンから始まった時から鬱展開が頭をよぎりました。終始、ヘンリーが無事に王国に戻ってキャロルやエゼキエルと再会して喜んだり、ミショーンが心の奥にあった重い過去から少し解き放たれ、他のコミュニティのメンバーと和解したり、王国に集まったみんなで映画みたりと、フラグがビンビンだったので本当に幸せの中の絶望がいつくるのかピリピリしながら観ていました。
ウォーキングデッドお得意の、現在と過去を行ったり来たりのシーンでアルファが王国に忍び込んでいたのを知った時は、もうやばいやばいってずっと言いながらドキドキが止まりませんでした。結果はやはり予想通り。
今回は、ニーガンにグレンとエイブがやられたあの夜の以来の絶望感と怒りと悲しみで、観終わったあとしばらく放心状態でした。とにかくキャロルが子供をまた失ってしまい、ダリルがそれを案じて寄り添うシーンは涙が流れ、この先の展開はキャロル対アルファになるのかなと思いました。
ミナさん(30代 女性)
15話は、アルファが動きだして、きっとなにか報復をするのだろう、とは思っていましたが、想像以上でショッキングでした。ウィスパラーズは原作では、王様の首を晒すようですが、ヘンリーでしたね・・・。ヘンリーが招いたこととはいえ、ちょっとショックでした。なにより、娘をシーズン2で亡くしているキャロルがかわいそうでした。ダリルが「見るな、俺を見ろ」とかばうところはさすが!かっこよかったです。
それにしても、これだけの犠牲者が出て、コニーはどう思うのかなと感じました。ダリルはリディアを連れて行けば仲間が犠牲になるとあれだけ言ったのに・・・コニーはダリルに「彼女には仲間がいない」とメモを見せて説得しましたよね。親から虐待された少女を救ったことは素晴らしかったのですが、その代償があまりにも大きくて・・・。
イーニッドやタラは長い間ドラマに出演していたので、最後のシーンがとてもショッキングでした。長い歴史のウォーキングデッドの中でも残虐性の高い殺され方でしたね。記憶に残ります。シーズン9ラスト1話もとても楽しみです!
エイジさん(50代 男性)
ついに王国で開催された会議に、王国、トップヒル、アレクサンドリア、キングダム、オーシャンサイドが揃い協定書にリーダー達がサインをし助け合う姿が見られた。そこにはミショーンとヘンリーを連れてきたダリルたちの姿も。久しぶりに昔の仲間との再会にミショーンの溝も埋める事が出来和やかなムードに、リディアの亡命も受け入れられすべてが、良い方向に向かうと思われた。
が、お祭りムードの会議にアルファがリディアを取り戻す為に潜入していた。やはりリディアの亡命を受け入れるにはかなりのリスクがあると感じたが、また厳しい運命を感じさせる予感がします。警備する為トップヒルに向かったダリル達をマスク集団の襲われたもののアルファが境界線設け、そこを超えないことを条件に解放されたが境界線にはなんと祭りの最中連れ出され殺害された。
タラやイーニットまさかヘンリーの生首が、ウォーキングデッドでは時々とんでもない展開になるが今回の事は、かなり衝撃的な出来事でキャロルやダリルの悲しみや怒りを思うといよいよシーズン9の最終話から目が離せません。
マチさん(30代 女性)
シーズン9のラストまであと1回の15話では、きっと物語が動くだろうと予想はしていましたが、まさかの展開で頭を抱えました。衝撃的の一言で、境界線のシーンが脳裏に焼き付きしばらく放心し眠れないほどでした。なぜタラとイーニッドが…と納得できません。ヘンリーは自業自得な部分もありますが、それにしても晒し首は胸糞悪いです。
ジーザス退場のときにも感じましたが、ここ最近ウォーキングデッドを支えた重要なキャラが簡単に死にすぎだと思います。前半の皆の幸せそうな顔が頭から離れません。しかしながら正直今までの敵、ニーガンや総督に比べるとアルファは人物背景の描写が甘く、ただ娘を取られてキレた母にしか見えません。
境界線さえ越えなければ、ウィスパラーズは怖くない気もします。ただ気になるのは崖下のウォーカーの大群です。次はついにシーズン9ラスト、どうシーズン10に繋げていくのでしょう。ヘンリーの敵討ちにキャロルが一人ででも立ち向かう姿を期待してしまいます。
ヤスさん(40代 女性)
王国のエゼキエル念願のアレクサンドリア、ヒルトップ、、オーシャンサイドとの和解がリディアを仲間に加えることで叶ってよかったと思いましたが、それだけでは終わらないのがウォーキングデット。幸せなシーンの後には、必ずその倍の不幸せがやってくるのが、いつものパターン。
シーズン7の第1話でニーガンが行った殺害のような圧倒的絶望感はないものの、仲間10人が、リディアと引き換えに殺されるとは、何とも残酷。ニーガンが力技だったのに対して、リディアの母アルファは、精神的に病んでそうだし、考えることが尋常でないところが不気味。いつも、スキンヘッドでおじさんのような身なりなのに、女性らしい着こなしをすると、それなりにきれいだったのも、ちょっと驚きでした。
病的で危ういアルファの元で育った上に、自分を救ってくれたヘンリーを殺されたリディアは、どこにいても生きにくい人生になるだろうから、彼女の不幸はまだまだ続くのだろうと思う。大量のウォーカーを操るアルファに対してどのような作戦で対処していくのか次回を楽しみにしています。
シーズン9 あらすじと感想まとめ
<< シーズン8全話まとめ
第1話『新たな幕開け』
第2話『復興の道』
第3話『A、又はB』
第4話『各々の義務』
第5話『清算』
第6話『町の審査会』
第7話『楽器への想い』
第8話『死人の囁き』
第9話『死人の正体』
第10話『操られた記憶』
第11話『決意』
第12話『変化のとき』
第13話『罠』
第14話『消せない傷痕』
第15話『裏切りの代償』
第16話『嵐の予感』
シーズン9 登場人物
シーズン9 原作ネタバレ
>> シーズン10
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